FAQ / よくある質問

アプリップリキー について、疑問にすぐ答えます。

導入・費用・使い方・セキュリティ・対応機器まで、よくいただくご質問をまとめました。

導入・設定 費用・ライセンス 使い方 セキュリティ 対応機器・OS

導入・設定について

アプリップリキー とは何ですか?
Windowsログイン(OSログイン)とスマートフォンアプリのワンタイムパスワード(TOTP標準)を組み合わせた二段階認証ソリューションです。サーバーの新設や機器の購入は不要で、既存のPC・サーバー環境に最短5分で導入できます。
2段階認証・2要素認証・多要素認証(MFA)は何が違いますか?アプリップリキー はどれにあたりますか?
呼び名は3つありますが、別々の製品分類ではなく、同じ仕組みを違う角度から言ったものです。
2段階認証(二段階認証)=ログインを2つの段階に分けるという手順の呼び方。2回とも同じ種類(パスワードと秘密の質問など)でも2段階と呼べます。
2要素認証(二要素認証・2FA)=種類の違う2つを組み合わせるという中身の呼び方。知識情報(パスワード)・所持情報(スマートフォンやICカード)・生体情報(指紋や顔)の3種類のうち、違う2種類を使うものを指します。
多要素認証(MFA)=種類の違うものを2つ以上組み合わせたものの総称。2要素認証も多要素認証に含まれます。
アプリップリキー は、Windowsパスワード(知識情報)とスマートフォン(所持情報)の組み合わせです。種類の違う2つなので、2段階認証であり、2要素認証であり、多要素認証(MFA)でもあります。情報セキュリティ監査でも2要素認証(多要素認証)としてご確認いただけます。
なお、単体のパソコンに設定した指紋認証や顔認証だけでWindowsにログインしている場合は、パスワードを生体情報に置き換えただけなので、2要素認証にはあたりません。
導入・設定にどれくらい時間がかかりますか?
シンプルな設定画面で、わずか5分で利用を開始できます。専門的なIT知識は不要です。
ITに詳しくないので、設定が難しそうです
アプリップリキーは専門知識不要です。最短5分で設定が完了し、その日から使えます。設定ウィザードに沿って、ボタンをクリックしていくだけです。
Active Directory(ドメイン)環境でも使えますか?
ご利用いただけます。ドメインに参加しているパソコンでも、Active Directory 環境でもお使いいただけます。既存の Active Directory を作り替えたり、アカウントを移行したりする必要はありません。いまの構成のまま、ソフトを入れるだけです。
なお、Active Directory 環境で設定を行う場合は、管理者権限をお持ちの方の立ち会いが必要です。
アプリップリキーを使うために必要なものはありますか?
アプリップリキー のご利用には「Windows パスワード」もしくは「Microsoft パスワード」が必要です。顔認証/PINでログインされている方は、これらのパスワードをお忘れの可能性がありますので、まずはどちらかをご準備ください。
どのような形で納品されますか?
物理的な製品の納品はなく、すべてオンラインでご提供しています。ご購入・決済完了後、ダウンロードURL・アクティベートキー・初期設定案内が即座にお客様マイページに納品されます。
申し込んでから使い始めるまで、どれくらいかかりますか?
クレジットカード決済なら、その場でお使いいただけます。
お客様マイページから、すぐにご購入いただけます。クレジットカード決済の場合はリアルタイムで納品され、ダウンロードURL・アクティベートキー・初期設定案内がマイページに並びます。
銀行振込をお選びの場合は、ご入金の確認が取れしだい、同じくマイページに納品されます。
そこからの導入は、パソコン1台あたり最短5分です。

費用・ライセンスについて

費用はいくらですか?
スタンドアロン版(PC用)は初期費用0円、月額1,800円(税別)。サーバー版は初期費用100,000円、月額20,000円(税別)です。いずれもPC・サーバー1台(1デバイス)あたりの価格で、ユーザー単位ではありません。そのPCを使う人数が増えても追加費用はかかりません。月額契約なら最低契約期間はなく、PC1台からご利用いただけます。初月は無料です。お見積りは、お客様マイページの各製品のページでその場で作成できます。お支払いは月払いのほか年払いもお選びいただけます。年額払いは、サーバー版が年額240,000円、スタンドアロン版が年額21,600円(いずれも税別)です。初期費用は別途かかります。ふるさと納税版は買い切りで月額料金はかからず、寄附額はふるさとチョイス・楽天ふるさと納税の各ページをご確認ください。
何台分のライセンスが必要ですか?
守りたい端末ごとに1ライセンスです。PCのWindowsログインを2段階認証にしたい場合は、そのPC1台につきスタンドアロン版を1つ。サーバーOSへのログインを2段階認証にしたい場合は、そのサーバー1台につきサーバー版を1つご購入ください。サーバー版が守るのはサーバーOSへのログインなので、そのサーバーを利用するPCの分のライセンスは不要です。逆に、PCのログインも守りたい場合は、そのPCの分のスタンドアロン版が必要になります。たとえばサーバー1台とPC10台のすべてを2段階認証にする場合は、サーバー版1つ+スタンドアロン版10台分で、月額20,000円+1,800円×10台=38,000円(税別)、初期費用はサーバー版の100,000円(税別)です。いずれも1台につき1ライセンスで、その端末を使う人数が増えても追加費用はかかりません。
支払い方法と契約期間を教えてください
お支払い方法は、口座自動引落・銀行振込(請求書払い)・クレジットカード決済の3種類からお選びいただけます。契約期間は月額のほか、1年・2年・3年をご用意しています。お見積りとお申し込みは、お客様マイページの各製品のページからその場で行えます(スタンドアロン版 / サーバー版)。お支払いは月払いのほか年払いもお選びいただけます。初期費用は別途かかります。初月は無料です。お申し込み後、翌月分にあたる決済またはご入金の確認が取れた時点で初月無料がスタートし、この確認をもってダウンロードURL・アクティベートキーを納品します。年額払いの場合も初月は無料です。ただし、月払いでご利用中の方が途中で年払いに変更される場合は、お支払いサイクルの変更にあたるため初月無料の適用はありません。日割り計算はありません。詳しい条件についてはお問い合わせください。
無料トライアルはありますか?お試しできますか?
お試し期間としての無料トライアル制度は別途ございませんが、初月無料でお使いいただけます。
月額契約なら最低契約期間はなく、PC1台からご利用いただけますので、まず1台でお試しいただく形が一般的です。
お申し込み後、翌月分にあたる決済またはご入金の確認が取れた時点で初月無料がスタートします。この確認をもってダウンロードURL・アクティベートキーを納品しますので、確認が取れるまではご利用を開始いただけません。年額払いの場合も初月は無料です。ただし、月払いでご利用中の方が途中で年払いに変更される場合は、お支払いサイクルの変更にあたるため初月無料の適用はありません。
解約のお手続きと条件については、サービス利用規約の第4条・第15条をご確認ください。
1年・2年・3年の契約だと、いくらになりますか?
契約期間分をまとめて前払いいただく形です。スタンドアロン版(PC用)は、1年払 21,600円、2年払 43,200円、3年払 64,800円(いずれも税別・PC1台あたり)です。サーバー版は、1年払 240,000円、2年払 480,000円、3年払 720,000円(いずれも税別・サーバー1台あたり)です。サーバー版の初期費用100,000円(税別)は別途かかります。月額でのご契約もお選びいただけます。
途中で解約できますか?返金はありますか?
解約のお手続きはお客様マイページから行えます。お申し出をいただいた月の15日までか、16日以降かで、解約の日が変わります。
・クレジットカード決済:15日までのお申し出なら当月の弊社最終営業日14時、16日以降なら翌月の弊社最終営業日14時
・銀行振込・口座振替:15日までのお申し出で翌月の弊社最終営業日14時
返金はありません。月額払いは契約時に初期費用と翌月1か月分を前払いいただくため、契約から1か月以内に解約された場合も返金はいたしません。年額払いは契約時に1年分を前払いいただくため、契約から1年以内に解約された場合も返金はいたしません。
なお、解約のお申し出がない限り、月額払い・年額払いのいずれも同じ条件で自動的に更新されます。
詳しい条件はサービス利用規約の第4条・第15条をご覧ください。
リモートデスクトップでサーバーにログインする場合も二段階認証になりますか?
はい。リモートデスクトップでサーバーOSにログインする場合も、必ず二段階認証を求めます。社外からの接続でも、IDとパスワードだけでは入れません。多くのお客様にご好評をいただいている動作です。
ふるさと納税版にも月額料金はかかりますか?
かかりません。ふるさと納税版は買い切りです。寄附のあとに月額料金は発生しません。中身はスタンドアロン版と同じで、そのPCにWindowsログインする人が二段階認証になります。寄附額やお申し込み方法は、ふるさとチョイス・楽天ふるさと納税の各ページをご確認ください。
ライセンスの形態は?費用を抑えられますか?
ライセンスは「デバイスライセンス」です。1台のPCにつき1ライセンスをご購入いただければOKで、ユーザーごとにライセンスを購入する必要はありません。そのPCを使うユーザーが増えても追加ライセンスの購入は不要なため、費用を抑えられる設計になっています。用途に応じて「スタンドアロン版(PC用)」「ふるさと納税版」「サーバー版」の3種類をご用意しています。
スタンドアロン版とサーバー版の大きな違いは何ですか?
サーバー版には、そのサーバーへのログインアクセスログ・脅威発見ログを「そのサーバーにログインする全ユーザーに公開するか、管理者だけに限定するか」を選べる公開設定(ON/OFF)があります。あくまで当該サーバーへのログインアクセスログであり、スタンドアロン版など他のPC・端末のログが見えるようになるものではありません。スタンドアロン版にはこの公開範囲設定自体がなく、各PCのログイン記録はそのPC上でのみ確認できます。詳しくはこちら
導入に多額のコストがかかるのでは?
アプリップリキーは特別な機械やサーバーの購入は不要です。PC1台から導入可能、最低契約期間もありません。まずは一部の部署で小規模に試すことができます。
ふるさと納税で導入できますか?
はい。ふるさと納税返礼品として提供しており、ふるさとチョイス・楽天ふるさと納税からお申し込みいただけます。
IT導入補助金や助成金を使って導入できますか?
当社のビジネスパートナーが IT導入補助金の支援事業者として登録している場合に限り、そのパートナーからのご購入でご利用いただけます。
メーカーである当社(株式会社アプリップリ)は、IT導入補助金・助成金の登録や、補助金を使った直接の販売は行っておりません。助成金についても、当社ビジネスパートナーへお問い合わせください。
どのパートナーが対応しているかは、お問い合わせ窓口でご案内いたします。
PCが故障して修理した場合、アプリップリキーはそのまま使えますか?
通常の修理や同一PCへの再インストールは、そのままご利用いただけます。ただし、マザーボードやCPUの交換など、PCの中核部品を交換した場合は別のマシンとして認識されるため、アクティベーションキーの買い替えが必要です。これは本人認証の強度を最大限に高めるための仕様です。なお、キーを別のマシンへ引き継げるようにするプロジェクトを進行中です(2026年12月を目途)。

使い方について

スマホでのログイン方法は?
スマートフォンの認証アプリ「アプリップリオーセンティケーター(applippli Authenticator)」を使い、ワンタッチでWindowsにログインできます。App Store・Google Playよりインストールしてください。オフライン時は6桁のワンタイムパスワードでログインすることも可能です。
社員が使いこなせるか不安です
アプリップリキーの操作は「6桁の数字を入力するだけ」、あるいはスマホをワンタッチするだけです。スマホ操作に慣れていない方でも、直感的に使えます。
もし社員がスマホを忘れたら、業務が止まるのでは?
アプリップリキーには緊急ログオン機能があり、業務を止めることなく対応できます。スマートフォンを忘れた・紛失した場合は、事前に設定した回復キーを使ってアプリップリキー認証方式を一時的に無効化し、従来のWindowsパスワードでログインが可能です。回数制限以内にスマホを用意していただく運用です。
スマートフォンを紛失・盗難にあったときや、充電が切れたときもログインできますか?
ログインできます。緊急ログオン機能があります。
パソコンのログイン画面で「緊急ログオン」を押し、あらかじめ設定いただいた回復キーを入力してから、お使いのWindows のパスワードを入力するとログインできます。
これまで PIN でログインされていた方は、回復キーを入力したあと一度再起動してください。再起動後は、これまでどおり PIN でログインできるようになります。
紛失・盗難だけでなく、充電切れや置き忘れでも同じ手順です。スマートフォンが手元にないせいでパソコンに入れず仕事が止まる、ということはありません。
緊急ログオンは、その場かぎりです。ログオフまたはシャットダウンをすると、次からは通常のワンタッチログイン/ワンタイムパスワードログインに戻ります。一度使ったら二段階認証が外れて Windows のパスワードだけで入れるようになる、ということはありません。ご本人になりすました不正ログインは、そのあともきちんと防ぎます。
新しいスマートフォンをご用意いただいたら、機種変更のときと同じ手順で設定し直してください。
スマートフォンを機種変更したときは、どうすればいいですか?
新しいスマートフォンにアプリップリオーセンティケーター(スマホアプリ)をインストールし直し、ログイン中のパソコンでアプリップリキーのアプリを開いて、ワンタイムパスワードの設定をもう一度行ってください。これだけで元どおりお使いいただけます。
なお、アプリップリオーセンティケーターには、スマートフォンのクラウドへ自動でバックアップする機能を実装する予定です。実装後は、機種変更のたびに設定し直していただく必要がなくなります。アプリは自動で更新されますので、お客様側でのお手続きは不要です。
会議室などの共有パソコンでも利用できますか?
ご利用いただけます。1つのアカウントを複数人で共有する場合は全員で同じQRコードを使用し、個々にアカウントを分ける場合は各自がログイン後の設定画面からQRコードを読み取って設定します。Active Directory環境で設定する場合は、管理者権限を持つ方の立ち会いが必要です。
社員の私物のスマートフォンでも使えますか?
使えます。会社支給のスマートフォンをご用意いただく必要はありません。
ただし、私物の端末を業務に使ってよいかは、お客様の組織のルール(BYODの方針)に従ってご判断ください。
なお、アプリップリキーのスマートフォンアプリに、お客様の業務データが保存されることはありません。
社員の入社・退社のときに、特別な作業は増えますか?
増えません。これまでと同じで、そのパソコンにその方のIDとパスワードを追加する、あるいは削除する。それだけです。アプリップリキーを入れているかどうかで、入退社の手続きは変わりません。
退社された方の私物スマートフォンにアプリが残っていても、パソコン側のアカウントを削除していれば、そのパソコンにはログインできません。
オフラインの場所でも多要素認証を利用できますか?
ご利用いただけます。電波が届かない場所やインターネットに接続されていない状態でも、スマホに表示されるワンタイムパスワードでPCへログインできます。インターネット接続が必要になるのは、ソフトのダウンロード・インストール・ライセンス認証を行うときのみです。
社内のネットワークやインターネットに障害が起きても、パソコンにログインできますか?
ログインできます。アプリップリキーの認証は、お手元のパソコンとスマートフォンで完結します。
回線が止まっているときは、スマートフォンに表示される約30秒ごとのワンタイムパスワードを入力してログインしてください。インターネット接続が必要になるのは、ソフトのダウンロード・インストール・ライセンス認証を行うときのみです。
クラウド型の多要素認証では、認証サーバーにつながらないとログインそのものができなくなることがありますが、アプリップリキーではその心配がありません。

セキュリティについて

ルーターやVPN機器の2要素認証にも対応していますか?
アプリップリキーはOSレベルの認証のため、ルーター・VPN機器の2要素認証には対応しておりません。近年は、まずルーター・VPN機器のパスワードを解析し、次にPC・サーバーへ侵入する手法が流行しています。アプリップリキーの役割は、ネットワーク内に侵入されたとしてもPC・サーバーへの侵入を「許さない」ことです。ネットワーク機器メーカーが受け持つ領域と当社が受け持つ領域は異なり、両方を備えることで多層防御が完成します。詳しくはこちら
すでにSalesforceなどに2要素認証を入れていますが、別途必要ですか?
ツール毎の2要素認証は、PCそのものに侵入された後は機能しません。アプリップリキーでPCログインに2段階認証をかけることで、最も狙われる入り口を守ることができます。
Microsoft 365(Entra ID)があれば、アプリップリキーは不要ですか?
Entra ID を組める会社であれば、そちらでも Windows のログインを多要素認証にできます。アプリップリキーが向いているのは、それが現実的でない会社です。
Microsoft Entra ID(旧 Azure AD)にパソコンを参加させると、Windows のログイン自体が Entra ID のアカウントになり、Windows Hello for Business と組み合わせれば多要素認証として扱われます。仕組みとしては成立します。
ただし、そこまで持っていくには、パソコンを Entra ID に参加させ直し、社員のアカウントを Microsoft のアカウント体系に移し、条件付きアクセスを設定する必要があります(条件付きアクセスには Entra ID P1 以上の有料ライセンスが必要です)。既存のパソコンは設定し直しに近い作業になり、ローカルアカウントで使っているスタンドアロンのパソコンや、社内のサーバー・オンプレミスの Active Directory だけで動いている環境は、そのままでは対象になりません。情報システム担当者がいない会社は、ここで止まります。
アプリップリキーは、いまのパソコン、いまのアカウントのまま、ソフトを入れるだけです。PC1台から、最短5分。アカウント体系も、クラウドの契約も変えません。Microsoft 365 をお使いの会社でも、パソコン側だけアプリップリキーにするという使い分けができます。
Windows Hello(顔認証・PIN)を使っています。これで多要素認証になりませんか?
パソコンを開く速さは同じです。違うのは、「誰がいつ入ったか」が残るかどうかです。
Windows Hello for Business は、Microsoft 自身が2要素認証と説明している仕組みです(端末のなかの鍵と、PIN・顔の組み合わせ)。「ただのパスワードの置き換えで意味がない」というものではありません。
ただし2点ご注意ください。1つめは、Windows Hello for Business は Microsoft Entra ID や Active Directory と組み合わせて使う仕組みだということです。IDを管理する仕組みを持たない単体のパソコン(ローカルアカウント)でお使いの顔認証・PINは、この構成にあたりません。社外に「多要素認証を導入しています」と説明する場面では、ここを問われることがあります。
2つめは、認証がそのパソコンの中で完結することです。誰がいつログインしたかの記録は残らず、不審なログインがあっても誰も気づきません。
アプリップリキーは、認証に手元のスマートフォンという別の機器を使います。そのうえで、アクセスログの記録・不審なアクセスの検知・自動IPブロック・ご本人のLINEへの通報までを行います。パソコンを開く速さはワンタッチで変わらないまま、「記録と気づき」が増えるのが違いです。
YubiKey などのハードウェアキーや、SMS・メールのワンタイムパスワードと何が違いますか?
買い足すものがなく、入力の手間もありません。
アプリップリキーは、お手元のスマートフォンがそのまま2つ目の要素になります。ハードウェアキー(YubiKey など)のように、人数分の機器を購入して配り、なくしたら再発行する、という運用が要りません。別途の部品や機器のご購入は不要です。
SMS やメールで届くワンタイムパスワードは、毎回その番号を確認して入力する(またはリンクを開く)手間がかかります。アプリップリキーはスマートフォンのワンタッチです。ワンタイムパスワードの入力に切り替わるのは、パソコンがオフラインのときだけです。
他社製品の仕様は変わることがありますので、詳しくは各社のご案内をご確認ください。
不正アクセスを検知するとどうなりますか?
アクセスログの記録・脅威の検知・自動IPブロックを行い、LINE通知でお知らせします(検知から約1秒)。通知先は、そのパソコンを使うご本人がご自分で設定した LINE です。
ログはどれくらい残りますか?監査やフォレンジック調査に使えますか?
保存期間の上限は設けていません。お客様が消さないかぎり、10年分でもそのまま残ります。
期間を指定して集計する機能があり、CSV で書き出せます。インシデントが起きたあとのフォレンジック調査や、監査で記録の提出を求められた場面でそのままお使いいただけます。
記録されるのは、いつ・誰が・どのパソコンに・どこからログインしたか(および失敗したか)です。単体のパソコンの顔認証・PIN では、この記録そのものが残りません。
不正なログインがあったとき、誰にどう知らせが届きますか?
パソコンを使っているご本人の LINE に、約1秒で届きます。
不正なログインや不審な操作、脅威を検知すると、その場でリアルタイムにお知らせします。「気づいたときには手遅れだった」を防ぐための機能です。
通知先は、そのパソコンにログインするご本人が、ご自分で設定します。ほかの方の LINE に、別の方の通知が届くことはありません。ご自分のパソコンで起きたことを、ご自分がいちばん早く知る形になっています。
SCS評価制度の対応に使えますか?
★3要求事項のうち、多要素認証(評価基準4-1-3)の実装手段としてご活用いただけます。多要素認証は★3の必須項目のため、アプリップリキーの導入が制度対応に直接寄与します。詳しくはこちら
定期的なパスワード変更をしなくても大丈夫ですか?
米国国立標準技術研究所(NIST)やMicrosoftは、定期的なパスワード変更を公式には推奨していません。強制的な変更は、かえってパスワードの使い回しを招きセキュリティリスクを高めるためです。有効な代替策がMFA(多要素認証)です。国際セキュリティ基準PCI-DSS v4.0でも、MFA導入時はパスワードの定期変更が免除されており、業界標準として広く認められています。
不正ログインの主な原因は何ですか?
IPA(情報処理推進機構)の調査では、不正アクセスの原因として「ID・パスワード管理の不備」が最も多く報告されています。また警察庁等の調査では、盗まれたID・パスワードを悪用する「ID窃用型攻撃」が不正アクセス全体の90%以上を占めるとされています。パスワード認証だけに頼らず、多要素認証(MFA)で入り口を守ることが有効な対策です。
セキュリティ対策をしていれば、不正アクセスは防げるのではないですか?
不正アクセスの多くは、「本人のログイン」です。
攻撃者は、どこかで入手した ID とパスワードを使い、本人として堂々とログインします。本人の ID とパスワードで入ってくるため、システムから見れば「正しいログイン」にしか見えません。ふだんと違う場所からのアクセスを検知する仕組みはありますが、入り口そのものが正しい鍵で開けられている以上、見抜くのは簡単ではありません。
ここで効くのが二段階認証(2要素認証・2FA・多要素認証/MFA)です。ID とパスワードが漏れたあとでも、もうひとつの確認を通れるのは本人だけだからです。
Microsoft が Azure Active Directory の実データを分析した研究では、ID とパスワードがすでに漏えいしていたケースでも、多要素認証によって侵害のリスクが 98.56% 下がったと報告されています(全体では 99.22% の低下)。出典は Microsoft Research「How effective is multifactor authentication at deterring cyberattacks?」(2023年・arXiv:2305.00945)です。
アプリップリキーは、この二段階目をスマートフォンのワンタッチにしたものです。くわしくは詳しい二段階認証のページをご覧ください。
実際に、パスワードや多要素認証の不備が原因で被害を受けた企業はありますか?
はい。近年では、パスワードの脆弱性が管理者権限の奪取につながった事例(アサヒグループ)や、多要素認証を導入していなかったためVPN経由で侵入された事例(アスクル)など、実際の被害が報告されています。こうした事例は、パスワード認証のみでは不十分であることを示しています。
自社のセキュリティリスクを無料で診断できますか?
はい。「セキュリティ無料診断」では、会社情報と10問の質問(約3分)にご回答いただくだけで、総合評価スコアやSCS評価制度への対応状況を確認できます。こちらから無料診断できます。

対応機器・OSについて

対応している Windows のバージョンは?
Windows 10 / 11(64bit)以降、Windows Server 2016 以降に対応。スタンドアロン・オンプレだけでなく「仮想」「クラウド」にも対応しています。ログインを保護できるのは Windows のみで、macOS・Linux には対応していません(macOS は今後リリース予定)。なお、認証に使うスマートフォンアプリ「applippli Authenticator」は iPhone(iOS)・Android の両方でご利用いただけます。
Mac(macOS)でも使えますか?
現在は Windows 専用です。Mac(macOS)版のリリースは行っておりません。
ご利用には Windows のパソコンが必要です。対応している Windows のバージョンは、ひとつ上の問答をご覧ください。なお、2つ目の要素としてお使いいただくスマートフォンは、iPhone・Android のどちらでも構いません。
サポート体制について教えてください
お電話とお問い合わせフォームで承っています。
・お問い合わせ・ご相談:050-5530-6203
・ビジネスパートナー様専用ダイヤル:050-5838-4540
受付時間はいずれも平日 9:00-12:00 / 13:00-17:00 です。
お問い合わせフォームは こちら からご利用いただけます。
導入前のご相談も、導入後のお困りごとも、同じ窓口で承ります。

NIST SP 800-171(米国政府のセキュリティ基準)への対応について

アプリップリキーは NIST SP 800-171 の認証を取得しているのですか?
いいえ。NIST SP 800-171 は組織の管理体制に対する基準であり、製品が認証を取得する仕組みはありません。これはどのメーカーでも同じです。アプリップリキーは、その基準が求める要件のうち「要件3.5.3 多要素認証」(Rev.3では03.05.03)を満たすための実装手段としてお使いいただけます。要件を満たすのはお客様の組織であり、当社はその手段を提供します。
Active Directory がありません。ワークグループ環境でも NIST SP 800-171 の多要素認証を満たせますか?
はい、満たせます。アプリップリキーは Active Directory も専用サーバーも必要としません。パソコン1台にインストールし、お手元のスマートフォンを登録するだけで、Windowsのログインがパスワード(知識情報)とスマートフォン(所持情報)の2要素認証になります。ドメイン環境でもワークグループ環境でも同じように動作します。
要件3.5.3は、社外からのリモートアクセスだけが対象ではないのですか?
いいえ。要件3.5.3の原文は「Use multifactor authentication for local and network access to privileged accounts and for network access to non-privileged accounts」です。local access(ローカルアクセス)、つまりそのパソコンの前に座って行うログインが明示的に含まれています。社内のパソコンだから対象外、ということはありません。アプリップリキーはWindowsのログイン画面そのものを多要素認証にするため、このローカルアクセスを直接カバーします。
なぜ日本の会社が、アメリカの基準への対応を求められるのですか?
多くは防衛関連ではなく、日常的にお取引のある大手企業・上場企業からの要請です。自社のサプライチェーン全体に同じ水準を求める動きが広がっており、その際に ISO 27001 や国内の基準ではなく、アメリカの NIST SP 800-171 が名指しで指定されることがあります。背景には、米国防総省の調達先に適用されてきたこの基準が、「下請・再委託先まで同じ水準を求める」という考え方とともに広まったことがあります。日本でも防衛装備庁が2022年3月に策定した「防衛産業サイバーセキュリティ基準」が同等の水準を取り入れ、2023年度の契約から適用されています(第三者認証ではなく契約の特約条項で、下請・再委託先にも要求が及びます)。
多要素認証以外の要件にも使えますか?
監査とアカウンタビリティ(要件3.3系)にもお使いいただけます。アプリップリキーは、いつ誰がどのパソコンにログインしたか、失敗したか、不審なアクセスがあったかを記録します。保存期間の上限を設けていないため10年分でも残り、期間を指定した集計とCSV出力ができます。フォレンジック調査や監査資料の提出にそのままご利用いただけます。
PC1台だけ、あるいは数台だけで始められますか?
はい。アプリップリキーはデバイスライセンスで、パソコン1台から導入できます。最低契約台数も最低契約期間もありません。まず保護すべき情報を扱うパソコンだけに入れて、対象範囲を少しずつ広げる進め方ができます。専用サーバーの購入やハードウェアキーの配布も不要です。

NIST SP 800-171 への対応をくわしく見る →

ここに載っていない質問がありますか?

お気軽にお問い合わせください。