1回は、たった5秒。でも1日に何十回。
パスワードを打つ・ロックを解除する——この積み重ねを、どうすれば減らせるかを整理しました。
13桁以上、記号入り、定期的に変更。覚えるのも打つのも負担です。打ち間違えればやり直しになります。
席を立つたび、戻るたび。スリープからの復帰もそのつど。実は、朝の1回よりこちらの回数のほうが多くなります。
共用パソコンや、複数のアカウントを使い分けている環境では、パスワードの前にIDを打つ手間も加わります。
「手間がどれだけ減るか」だけで選ぶと、安全性を落としてしまいます。両方の軸で見ると次のとおりです。
| 方法 | 手間の減り方 | 安全性 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| パスワードを短く・単純にする | 少し減る | 下がる | 推測・総当たりに弱くなります。会社のパスワードポリシーやSCS評価制度の要件を満たせなくなることもあります。 |
| 自動ログオン(パスワード入力の省略) | ゼロになる | 大きく下がる | 電源を入れれば誰でも使えるパソコンになります。持ち出し時の盗難・紛失、離席中の操作に無防備で、誰が使ったかもログで区別できません。 |
| Windows Hello(PIN) | 少し減る | 変わらない | 入力する文字は短くなりますが、入力そのものは残ります。パスワードも残ります。 |
| Windows Hello(顔認証・指紋認証) | かなり減る | 変わらない | 対応したカメラ・指紋センサーが必要です。パスワードを顔や指紋に置き換えているだけなので、二段階認証にはなりません。 |
| パスワード管理ソフト | ほぼ変わらない | 変わらない | ブラウザやアプリのログイン用です。Windowsのログイン画面そのものには使えません。 |
| スマホでワンタッチ(applippli-key) | ID・パスワードとも入力ゼロ | 上がる | スマートフォンが必要です。忘れたときは緊急ログオン(回復キー)で従来どおりログインできます。 |
パソコンの電源ON → Windowsのログイン画面 → スマホでワンタッチ → パソコンに自動ログイン。
ユーザー名(ID)もパスワードも入力しません。キーボードに触れる必要もありません。
ロック解除とスリープ復帰も同じ操作です。席に戻ってスマホをワンタッチすれば、すぐ作業に戻れます。
パスワードは「覚える・打つ・定期的に変える・共有する」のすべてから外れます。パソコンに貼った付箋も要らなくなります。
パスワードを打つだけの1回5秒、1日20回、月20営業日で計算すると——
※ 1回5秒・1日20回で計算した目安です。ロック解除の回数が多い職場ほど、差は大きくなります。
専用サーバーは要りません。パソコンを買い替える必要もありません。いま使っているWindows PCにそのまま導入できます。設定はシンプルな画面で、最短5分で使い始められます。
ライセンスは1台につき1つ(デバイスライセンス)。そのパソコンを使う人が増えても追加購入は不要です。PC1台からご利用いただけます。
対応OSは Windows 10 / 11(64bit)以降と Windows Server 2016 以降。認証に使うスマートフォンアプリは iPhone・Android の両方に対応しています。