二段階認証(MFA)で守る

その指紋認証・顔認証、実は
「二段階認証」ではありません。

パスワードが漏れても、不正ログインを許さない。
アプリップリキー は、スマホのワンタイムパスワードで Windowsログインそのもの を二段階認証化し、不正アクセスとランサムウェアの入り口を塞ぎます。

01 / 誤解

単体PCの顔認証・指紋認証は「パスワードの置き換え」であって、二段階ではない。

指紋認証や顔認証は便利ですが、ローカルアカウントの単体PCに後付けしたものは 「パスワードの代わりに生体情報で本人確認する」仕組み です。認証の内部ロジックは1つのまま。つまり、その1つが突破されれば終わりで、要素は1段階のままです。

これは当社の見解ではなく、基準がそう定めています。アメリカの NIST(米国立標準技術研究所)の基準 SP 800-63B では、顔や指紋そのものを認証の「要素」として数えません。生体情報は「持っているもの(物理的な認証器)」と組み合わせたときにのみ、多要素認証の一部として使えるとされています。
Microsoft 自身も、ローカルアカウントで使う Windows Hello は「非対称鍵(公開鍵・秘密鍵)に裏打ちされていない」と明記しています。2要素の根拠になる「端末のなかの鍵」がないため、要素は1つです。
ただし、Microsoft Entra ID や Active Directory と連携させる Windows Hello for Business は別です。こちらは端末のなかの鍵(持っているもの)と PIN・生体の組み合わせで、Microsoft が2要素認証と説明しています。IT担当者がいない会社で、そこまで組んでいることはまずありません。

本物の二段階認証とは、「知っているもの(パスワード)」+「持っているもの(スマホ)」のように、性質の異なる2つの要素を組み合わせること。アプリップリキー は、物理的に別のスマートフォン(アプリップリオーセンティケーター)を2つ目の要素として使います。ふだんはスマートフォンのワンタッチでログイン。パソコンがインターネットにつながっていないとき(Wi-FiやLANが切れているとき)も、スマートフォンに表示される約30秒ごとのワンタイムパスワードでログインできます。どちらの方法でも、性質の異なる2つの要素で認証していることに変わりはありません。
MYTH / 常識の誤解

「定期的なパスワード変更」は、もう時代遅れです。

6カ月ごとなどの定期的なパスワード変更は、多くの企業や医療機関で慣習化しています。しかし、米国国立標準技術研究所(NIST)や Microsoft は、これを公式に推奨していません。強制的なパスワード変更は、かえって社員による簡単なパスワードの使い回しを招き、セキュリティリスクをむしろ高めてしまうためです。

有効な代替策が MFA(多要素認証) です。仮にパスワードが漏洩しても、MFAがあれば不正ログインを防ぐことができます。国際セキュリティ基準 PCI-DSS v4.0 でも、MFA導入時はパスワードの定期変更が免除されており、業界標準として広く認められています。
ATTACK / 不正アクセスの正体

不正アクセスは、「本人のログイン」です。

サイバー攻撃と聞くと、壁を破って入ってくる姿を思い浮かべます。実際はそうではありません。攻撃者は、どこかで入手した ID とパスワードを使い、本人として堂々とログインします。

ここが、いちばん厄介なところです。本人の ID とパスワードで入ってくるので、システムから見れば「正しいログイン」にしか見えません。不正アクセスという言葉から想像する「なりすまし」ですらなく、記録のうえでは本人のログインそのものです。ふだんと違う場所からのアクセスを検知する仕組みはありますが、入り口そのものが正しい鍵で開けられている以上、見抜くのは簡単ではありません。攻撃者は、まさにここを突いて企業の経営を脅かしています。

だからこそ、二段階認証(2要素認証・2FA・多要素認証/MFA)が効きます。ID とパスワードが漏れたあとでも、もうひとつの確認を通れるのは本人だけだからです。

Microsoft が Azure Active Directory の実データを分析した研究では、ID とパスワードがすでに漏えいしていたケースでも、多要素認証によって侵害のリスクが 98.56% 下がったと報告されています(全体では 99.22% の低下)。
出典: Microsoft Research「How effective is multifactor authentication at deterring cyberattacks?」(2023年・arXiv:2305.00945)

スマートフォンのワンタッチは、便利なうえに、企業の経営を守ります。

02 / 侵入経路

ランサムウェアの多くは「ログイン」から始まる。

VPNやRDPの脆弱性、あるいは漏洩・使い回されたパスワード。攻撃者はまず 正規のIDとパスワードでログイン し、そこから内部へ侵入・拡散し、最終的にファイルを暗号化して身代金を要求します。

言い換えれば、ログインの入り口を二段階認証で固めるだけで、被害の連鎖の多くを最初の一歩で止められるということです。アプリップリキー は、その入り口をスマートフォンのワンタッチにすることで、パスワードを打つ手間からも、覚える負担からもユーザーを解放します。

03 / 数字で見る効果

多要素認証は、これだけの攻撃を止めている。

99.2%
不正アクセスを防止
出典:Microsoft Digital Defense Report
98.6%
ランサムウェアを防止
出典:Microsoft Digital Defense Report

多くのインシデントは、たった一つの「認証の甘さ」から始まります。ログイン認証を二段階に強化することは、費用対効果の高い、最も基本的で確実な対策のひとつです。

お客様のリアルな悩み

「商材が多すぎて、どれを選べばいいか分からない」

セキュリティ対策のサービスや機器は年々増え続けています。実際、多くのご担当者が「結局どれを選べばいいのか決められない」という声を口にされます。

最初の一手は、これだけでいい。
何から始めるか迷ったら、答えはシンプルです。重要なデータが集まる「サーバーのログイン」を、多要素認証(MFA)に。──たったこれだけで、脅威のおよそ98%に対応できる“最優先の一手”が完了します。アプリップリキー なら、それを最短5分・低コストで実現できます。
04 / アプリップリキー とは

既存のPC・サーバーに、そのまま二段階認証を。

アプリップリキー は、Windowsログインとスマートフォンアプリのワンタイムパスワード(TOTP標準)を組み合わせた二段階認証ソリューションです。サーバーの新設や機器の購入は不要。今お使いの環境に、最短5分で導入できます。

OSログイン(Windowsログイン)を直接強化

アプリ単位ではなく、最も狙われる「PCへのOSログイン」そのものを二段階認証化します。

標準規格(TOTP)に対応

専用アプリのほか、Google Authenticator 等の標準的な認証アプリにも対応します。

専門知識いらずのシンプル設計

専任のIT担当者がいなくても、ウィザードに沿って設定するだけで運用を始められます。

05 / 課題

こんなお悩みは、ありませんか?

06 / 既存防御との違い

UTM・エンドポイントだけでは、埋まらない穴がある。

それぞれの対策には守備範囲があります。「ログイン認証の強化」は、多くの企業で見落とされている領域です。

攻撃シナリオUTM
(境界防御)
アプリップリキー
(ログイン認証)
エンドポイント
(端末防御)
外部からの不正通信・侵入の遮断✓✗✗
認証情報の窃取・悪用✗✓✗
なりすましログインの遮断✗✓✗
マルウェアの実行阻止✗✗✓

アプリップリキー は既存の対策を置き換えるものではなく、見落とされがちな「入り口」を補い、多層防御を完成させるピースです。

Q&A / ルーター・VPN機器について

「ルーターやVPN機器の2要素認証にも使えますか?」

アプリップリキー はOSレベルの認証のため、ルーター機器の2要素認証には対応しておりません。

近年のサイバー攻撃では、まずルーター・VPN機器のパスワードを盗み(解析し)、次にPC・サーバーのパスワードを解析して侵入するという手法が流行しています。「Fortinet製機器の認証情報露出に伴うセキュリティ対策の徹底について」といった注意喚起が示すとおり、ネットワーク機器の認証情報が漏れる事態は現実に起きています。

アプリップリキー の役割は、ネットワーク内に侵入されたあとの「最後の砦」です。
ルーター・VPN機器のパスワードを解析されてネットワーク内に侵入されたとしても、PC・サーバーへの侵入を「許さない」のが アプリップリキー の役割。多要素認証は不正アクセスの99.2%、ランサムウェアの98.6%を防止すると報告されています(出典:Microsoft Digital Defense Report)。

つまり、Fortinet社などネットワーク機器メーカーが受け持つ領域と、アプリップリキー が受け持つ領域は異なります。境界を守る対策とログイン認証を守る対策、その両方を備えることで多層防御が完成します。

07 / 導入ステップ

最短5分。4ステップで運用開始。

1

ダウンロード

PC用ソフトを入手します。

2

インストール

ダブルクリックで導入します。

3

アクティベート

ライセンスキーを登録します。

4

初期設定・連携

スマホアプリとペアリングして完了。

08 / 提供形態

守りたい範囲に合わせて選べる。

スタンドアロン版(PC用)

個々のパソコンのログインを二段階認証化。1台から段階的に導入できます。

サーバー版

オンプレミス・クラウド上のサーバーに対応。より広い範囲を保護します。

ライセンスはユーザー数ではなく「デバイス数」で計算。そのPCを使う人が増えても追加費用はかからず、コストを抑えられます。

サーバー版だけの機能:ログイン アクセスログの公開範囲設定

サーバー版の アプリップリキー をサーバーにインストールすると、そのサーバーへのログインアクセスログ・脅威発見ログを記録・確認できます。誰がいつログインしたか、不審なログイン試行がなかったかを、管理者が把握できるようになります。

サーバー版には、このログを「そのサーバーにログインする全ユーザーに公開するか、管理者だけに限定するか」を選べるON/OFF設定があります。

スタンドアロン版サーバー版
ログイン アクセスログ・脅威発見ログの記録対象そのPC自身へのログインのみインストールしたサーバーへのログインのみ
ログの公開範囲設定—ON/OFFを選択可能
ONにした場合—そのサーバーにログインする全ユーザーが、そのサーバーへのログインアクセスログ・脅威発見ログを閲覧できる
OFFにした場合—管理者のみが、そのサーバーへのログインアクセスログ・脅威発見ログを閲覧できる
※ここでいう「アクセスログ」は、当該サーバーへのログインアクセスログを指します。スタンドアロン版など、他のPC・端末のログが見えるようになるものではありません。
なお、スタンドアロン版にはこの公開範囲設定はなく、各PCのログイン記録はそのPC上でのみ確認できます。
09 / 仕様と信頼性

安心して使える、確かな作り。

二段階認証バイパスの防止
不正な回避を検知し、即時ロックアウトします。
AES-256 による暗号化
強力な暗号化で情報を保護します。
2言語対応(日本語/英語)
日本語・英語の表示に対応しています。

当社は下記の認証・パートナーシップのもと、製品を提供しています。

NTTアドバンステクノロジ(NTT AT)提携
Microsoft AI Cloud Partner
ISO 27001:2022 認証取得
SoftBank Business Partner(ONE SHIP)
10 / 導入事例

実際に使っている方の声も、あわせてどうぞ。

「複雑なパスワードから解放された」「取引先への説明ができるようになった」など、現場のリアルな声をご紹介しています。

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ログインの入り口から、会社を守る

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